楽天とアマゾンの違い

楽天とアマゾンの違いを見ると日本とアメリカが透けて見えるような気がします

よく楽天は商店街 アマゾンはスーパーだと例えられますが、私は少し違った見方をしています

私は、よく漁で例えています

楽天は、日本式の 組合という元締めがいて、それぞれその組合に入った漁師たちがすべて自前の船と仕掛けとエサで、センサーや餌撒きにより魚群を見つけて漁猟をしているというイメージです

一方、アマゾンは、それと違って、養殖をしている 網の中の肴を 手数料を払って、竿と仕掛けは借りて、エサだけ自前で獲っているというイメージです

 楽天は、とても 非効率的な漁 で、とても、漁師たちの体力がいります 参入の難しさがあり、組合を通さないと何もできない つまり、組合の利権のための 組合というイメージが強いです 組合は、実権を握っているわりには、役に立たず、間で手数料をふんだくっているイメージがあります 組合の仕組みは複雑でとてもコロコロと変わり、ついていくのが大変です 組合長に目を付けられることがあれば、因縁をつけられたり、よい漁場をあたえられなかったり、罰金という名の大金を請求されたりします 組合は、人付き合いがどちらかというと大事な組織です
 しかし、組合は、政治的な役割が大きく、組合しか漁ができない取締と仕組みづくりが主に役割です しかし、最近は、組合の取れる漁場で、魚があまりとれず 組合員つまり漁師は、組合からの負担が大きく虐げられて廃業する漁師も多く見受けられます


アマゾンは、エサだけ持っていけば、釣れたときに手数料だけ払えば、すぐに参入ができ、ノウハウが要りません その代わりエサの種類で釣れる釣れないが大きく左右します
つまり高いエサは釣れ、安いエサは釣れないという価格競争が激しいです
また、手数料は高く釣っても半分以上は持っていかれます
しかし、大きな範囲で獲ってきた魚を、網の中に入れてもらえるため、そこで釣りをする人たちは、エサさえよければ、坊主になること、つまり釣れないことはあまりありません
また、組合などのしがらみがなく、また利権もなく、連れて手数料をとることを目的としている法人サービスなので、とても、分かりやすいシンプルなサービスになっていて、それは、継続的に安定的にサービスを提供してくれます グローバルな企業のため、自分が対応できるなら、あらゆる漁場で漁ができます その代わり、利用規約やルールが厳しく、センサーにより徹底管理され数字化されていて、ある一定基準を超えると、契約解除やペナルティが課せられます 営利目的のため、経費をかけたくないため、すべて人を介さずにオンラインによる管理がされています

どちらがいいのかというのは、わかりませんが、この2社が同じ資本主義の組織だということが少し疑問に思えます
楽天は、社会主義の組織のようなイメージがあります

両者を比較すると、社会主義がよいのか、資本主義がよいのか、という問題に近いような私は、気がしています
楽天は楽天のよいところがあり、また、大資本な組織は、楽天の方がよいような気がします
一方小さい組織は、アマゾンがおすすめのような気がします 逆に楽天では数字がとれないような気がします
どちらにせよ、まずは、アマゾンから始める方が賢明なのは間違いありません
私は、一長一短、両者にあると思いますが、さすがのアマゾンだと感心させられることは多くても、楽天で感心させられることはあまりありませんという感想でしょうか

楽天は、とても日本らしい、いや、日本人らしい会社だというイメージでしょうか
そう思う今日この頃です

楽天モバイルの仮想サーバーでの運用について懸念しています

昨日、JR系のクレジットカードシステムに障害が出て、何十万件の取引ができなかったとニュースになっていました。

便利のために作られたシステムにより、不便になっているという本末転倒が、このシステム障害になる。そもそも、作り手は不具合なんかは、想定していない。極端かもしれませんが、便利になることしか、考えていません。トラブルになり、不便になることもあるということを想定して、設計をしていることはほとんどありません。

なぜなら、どのシステムも障害を出し、大きな信頼を失っています。たとえば、不具合が出たときに、数秒で、バックアップサーバーとミラーリングサーバーでの連携により、この不具合がカバーできたというニュースは見たことがない。つまり、不具合がでましたというニュースは、障害や不具合を設計し、フォローできていないという報告になります。

以前からシステム障害のリスクはインターフェースにあると申し上げてきました。
たとえば、トラック競技のリレーで例えます。リレーで問題になる箇所は、バトンタッチです。バトンタッチは、インターフェースの最たるものです。逆にいえば、1人ですべて走ってもよい、バトンタッチがなければトラブルはほぼ極端に少なくなります。それは、バトンタッチのリスクだけではなく、4人で走る(つくる)となれば、4人の能力差 これがリスクとなります。いくらディレクターがディレクションをしても、この能力差のリスクは吸収しきれません。国家の威信をかけた あのマイナンバーでも不具合だらけです。
たしか、ニュースでは、富士通が作った部分に出ているとなっていましたが、あの大手の富士通が作ってもそんなレベルです。

不具合について、出さない と いうより、必ず出るのでリカバリーやフォローができるようにしたいが正解のような気がします。しかし、お客様は、そのお金は出しません。なぜなら何もなければ何もないのでしょ、何もないようにおたくが作ればよいのでは、となるからです。つまり、自腹でも最低限は、稼働監視ツール、不具合報告ツールくらいは作っておくべきです。リカバリーができるという環境は同環境が、平行して稼働しているとなるため一見難しそうに思えますが、結局のところ、バックアップという考え方もできるため、同環境が平行して稼働し、バックアップにもなっているという設計がされていれば、すぐにバックアップを使って動かせるという論理になります。

また、その同環境が、混雑時のフォローやストレージ不測のフォローをするなんかは、とても賢いシステムになります。しかしながら、同環境=本番のコピーです。不具合やウィルスも同環境です。リカバリーするたびにそれを世襲して、いつまでも治らないという経験をしたこと結構あるはずです。その場合は、原因をまずは取り除かないといけません。

不具合を出さない は神様の領域です。人は、不完全なものです。だから人なのですが、これをミスを起さないものを作るということは、システムが大きくなればなるほど難しいということになりますが、それをあきらめては、成長や後学もありません。エンジニアはそれでもミスは許さないという気持ちで能力を高めてもらいたいです。

回りくどかったですが、楽天モバイルの仮想サーバでの運用について、本題にはいります。

仮想サーバーアプリケーションとそのエンジニアがリスクのインターフェースになります。

私は、ユーザーが1000万人超える当りから、不具合が連発し、ニッチもサッチもいかなくなるのではと懸念しています。

楽天をつぶしたい人、いたずらな人、そもそもの不具合、サーバーアプリケーションの不具合、が重なり相乗効果を生んで不具合の大爆発を起こすのではないかという懸念です。

仮想サーバーは、まだまだ歴史が浅く安定していない、セキュリティに関しても同じことがいえると考えています。それを運用するエンジニアも同じく歴史が浅く、新参者というイメージが強く、結局サーバーセキュリティに関して、未熟な人間が運用し、気づけるものも気づかない、直せるものも直せないという状態が続くような気がします。

仮想マシーンは、ある日ログインさえできなくなる という報告も上がってきています。
また、不安定な状態になり、リブートを繰り返しているイメージも非常に強いです。

現時点では、開発環境やテスト環境を作るために用意されているくらいのものにしか私は仮想サーバーでの運用がよいとは思いません。ユーザーは安物買いの銭失いになりかねません。

仮想化で、サーバーの台数を減らして、無駄な領域を余すことなく使うということが、仮想化、つまり、効率化、合理化の考えであるなら、その無駄と言われる部分が、本来、安定・安全のために必要な 無駄 ではないかは、今後の楽天モバイルの運用で証明されるであろうことだが、私はなんでもかんでもハイテクなもの、合理的なもの、いわゆる便利というものは一方から見たら怠慢であり、その怠慢は本来組織として苦労すべく必要苦であるならば、その組織に必ずや怠慢で肥満化・弱体化し、しっぺ返しのような形で自分達に帰ってくるようで私はそう思ってなりません。

孫さんのいうAGIについて

先ほど、孫さんが語る10年以内にAGIについて実現するAGIについて少し語りたいと思います。

改めて孫さんはさすがの投資家、いやここまでくるとすごいね、夢を語るのが投資家・事業家の仕事だと思いますが、具体的にどこまでのことを知って言っているのか、コンピューターがいよいよ人間を超える、我々とチンパンジーは10倍くらいの知能の開きがあるが、今度は我々とコンピューターが10倍くらいの開きで我々を超えると映画のような話をされていました。

以前も投稿をしましたが、AIとは、あらゆるシミュレーションをマスタ化し、その状況を判断するセンサーやフラグを感知し、マスターから最適なものを取り出し処理をするという技術だと申しましたが、人間を超えるというのは、どこまでのことを言っているのか知りませんが、金魚が鉢に入っていて、ABCという単語を覚えるという絵を見せていたが、コンピューターが自ら成長する・勉強するというレベルを言っているのであれば、それはとんでもないことだと思いました。ペッパー君をつくっている会社の社長がよくいいますね。ペッパー君は、まだAIBOレベルではないか?一時はソフトバンクのキャリアショップにあったが最近は、接したことがなくわからないが、そんなに大したロボットではなかったような気がする。

私が考えるにAGIを実現するには、課題は、3つ
すべての人間の行動パターンをマスタ化する
すべての人間の行動パターンを判断するセンサーや解析アプリを用意する
成長のロジックを チャレンジ 正誤判断 正解ならマスタ化してゆく 失敗なら反省・総括し最適なものに修正する という論理なら その正誤判断はどうするのか、ネット上のマーケティングによるものになろうかと思うが、有識者の意見を重点を置くのか、たんなる客観によるものなのか、一方、主観的な判断は危険なのか、どうもこのへんがよくわからないアルゴニズムになるのか想像もつかない。

つまり、AGIとは、人間の脳をアプリケーション化するという意味でいえば、正直、まだまだ先の話になろうかと思う。AGIは、例外を吸収することができないため、変な空気の読めないロボが仕上がるような気がする。世の中には、但し書きという例外がたくさんあり、その例外を例外フラグとして、判断するところがかなり難しいような気がする。
そういったセンサーを作るのも難しい、なぜなら、技術者こそが例外の読めない人種であり、また、侘び寂び や 道義や義理人情 や いやらしい 粋な行動 など
そういった高級な人間の行動パターンは、マスタ化できるのだろうか。
いずれ、〇〇バージョン 〇〇バージョンなどの キャラ変も簡単にできる時代になろうかと思うが、 宮内庁監修 公家AGIなどもできる時代になるのかもしれない。

コロナであっという間におっさんになったように、時間が経つのは早い。
まぁ、あと100年はかかりそうな気がするのは私だけでしょうか。